8人制サッカーについて考えてみる

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8人制サッカーについて

 

こんにちは、サメさんPTです。

 

今回は

『8人制サッカー』についてお話していきたいと思います。

 

私の趣味にサッカー観戦と記載しましたが、実は去年まで少年団のサッカーチームでコーチをしていました。

 

私が小学生の頃は11人制で、今のように考えるサッカーとは無縁でした。

 

 

samesan
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サッカー用語も全然使ってませんでした

 

少なからず衝撃を覚えた私は、一からサッカーについて学ぶことにしました。

 

今回はそんな私の知識を公開していきたいと思います。

 

samesan
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サッカーの話がずっとしたかったんです

 

8人制サッカーとは

 

日本サッカー協会(以下:JFA)が育成の土台として非常に大切な時期であるU-12世代に、たくさんボールに触れたくさん試合を経験出来るように変革したのがこの8人制サッカーです。

 

またルールも変更し、交代した後も何度でも試合に出場できます。人数の多いチームは2チーム登録する事でより多くの試合をこなし、また11人に満たない団員の少ないチームでも試合に参加出来るよう、様々な工夫がされています。

 

コートも半分になっていますので、従来のコートで32人の選手が試合に関わることが出来ます。

(11人制;11人×2チーム  8人制;8人×2チームを2試合同時開催)

 

 

そしてJFAが8人制サッカーを説明しているパンフレットに最初に書かれているのが

 

Players First!です。

 

子供が所属していた少年団のコーチもこのPlayers Firstという言葉を使っていました。

 

 

Players Firstとは

 

最初は意味がわかりませんでしたが、何事にも親目線で考えるのではなく、子供目線で考えるのでもなく、選手の目線で考えてほしい。という意味です。

 

どうしても親は子供を選手として見ずに子供として見てしまいます。

しかし、サッカー選手として自分で判断するという事はとても重要です。

状況判断能力を養うため、是非選手の意見を尊重してあげて下さい。

そして、親は選手のサポーターとして全力で支えてあげて下さい。

 

 

また、指導者側・育成者側(大人側)の視点についてもご説明します。

 

コーチはどうしてもチームを勝たせてあげたいという思いが強くなってしまします。

 

その結果

試合に勝つための体力を強化するためのダッシュ・走り込み

基礎練習中心のトレーニング

練習中もプレーをすぐに止めて長々と説明 …etc

 

試合中でも

ベンチから怒鳴ってしまう

何から何まで指示してしまう

ミスした時に怒ってしまう …etc

 

また、育成者も同様に

大声で子供を怒鳴ってしまう

文句を言ってしまう

試合内容に口を出してしまう …etc

 

 

samesan
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うん。よくある光景ですね

 

 

 

 

私も最初は育成者の立場から関わりを持ち、その流れで指導者の立場へシフトしたので、とても気持ちがわかります。

 

しかし、上記の内容はすべて大人目線の考えであって、Players Firstではありませんね。

 

よく

『昔と違って厳しく指導出来なくなったから最近の子供は貧弱だね』

と口にする指導者がいます。

 

すべてを否定するわけではありません。

 

私もどちらかというとそっち側の人間です…。

 

ですが、実際に指導した経験上『褒める』ことがいかに重要なのか、痛いほどよくわかりました。

 

厳しく指導する事は、あまり選手のためにならない…。ということも痛感させられました。

 

これはチームにもよると思いますが、強いチームであれば、

『将来絶対サッカー選手になる』 『プロになる』 『海外で活躍する』

と高い志を持った子供が集まりますので、ある程度厳しい指導をしても子供は将来の自分をイメージ出来ているので納得してくれると思います。

 

 

しかし、私のブログを見ている人のほとんどは地元の少年団であったり、クラブチームでも恐らく常勝チームではない指導者・育成者だと思います。

 

 

samesan
samesan

失礼な発言で申し訳ありません

 

 

だからこそ、『褒める』という行為を是非取り入れて頂きたいと思います。

 

 

 

指導者も、もちろん育成者も。

 

 

大人でも褒められると嬉しいですよね?

もう少し頑張ってみようかな?って思いますよね?

 

 

その気持ちを忘れないで下さい。

 

 

 

子供の成長は急激に進みます。

 

 

 

他にもPlayers Firstには様々な意味が含まれていると思いますが、まずは子供をサッカー選手として見てほしいという願いが込められているのではないでしょうか。

 

では、具体的に11人制とどのような違いがあるのか、簡単に説明していきます。

 

8人制サッカーの特徴

 

最大の特徴は8人でサッカーをするということですね。

 

 

当たり前のことを言うな

 

では具体的にどのような特徴があるのか簡単にご説明していきます。

 

ボールに触れる回数が多い
人数が少ないので判断しやすい
ポジションに縛られない
点に直結しやすい
GKでも退屈しない

 

人数が少ないので必然的にボールに触れる回数が増えます。

 

また味方が8人なので選択肢が減る分、状況判断がしやすくなります。

 

子供のうちから考えることは大事ですが、あまりにも情報量が多いと判断に困ってしまいます。

8人制にすることで情報量を抑え、的確な判断能力を身に着けることが狙いですね!

 

ポジションはFW(攻め)MF(中盤)DF(守り)GK(ゴールキーパー)とわかれていますが、基本的には全員攻撃の全員守備となります。

 

FWの選手でも前線からプレッシングを行いますし、DFでもオーバーラップして点を決めます。

GKもビルドアップに参加し、フリーキックやロングシュートで点を決めたりもします。

 

もちろん11人制のサッカーでも同様の事が言えますが、育成世代ではそこまで考えることが出来ません。

 

サッカーが上手な子供もいれば、ドリブルやキックに自信がない、足が遅い、体力がない…などの理由から、積極的にボールに絡めない子供もたくさんいます。

 

サッカーが好きなのに、上記の理由で嫌いになってしまう子供もたくさんいます。

 

だから、サッカーを楽しんでほしい。

 

そんな思いから8人制サッカーは誕生しました。(たぶん)

 

ルールの違い

 

次はルールについて説明していきたいと思います。

自分で説明するよりも、ウマサカさんのHPにとてもわかりやすく説明されていました。

私見はこれから述べたいと思いますので、まずはご参照下さい。

 

 

 

自分で調べたことを公開するんじゃなかったのか?

 

少年サッカー(8人制)のルールを解説!11人制との違いは?
少年サッカーのルールについてまとめました。特に8人制と11人制の違いを中心に、コートのサイズ、試合時間、人数、交代要員や方法、フリーキックやPKのルールの違いについて説明しています。

引用元:ウマサカ ~ぐんぐん上手くなるサッカー上達法~ HPより

 

 

おおまかな違いを一覧表にしてみました。

ルールの違い

 

特にポイントとなるのが以下になります。

 

 

自由な交代
退場時の競技者の補充可能
キックオフでの得点不可
グリーンカードの積極的活用

 

 

まずコートの比較をしたいと思います。

 

8人制サッカーのコートサイズ

引用元:JFAハンドブック(一部改変)

 

 

通常のコートを半分にしたサイズですね。

まだ成長の差が大きいジュニア世代では、体格差がかなりのハンデキャップとなります。

 

 

トレセンに選ばれる選手もフィジカル重視だもんな

 

以前の全日本少年サッカー大会のフィールドは縦80m×横50mでした

 

 

 

縦が短くなったんですね

 

身体能力だけでサッカーをしていると、成長が追い付かれた時に通用しなくなってしまいます。

 

フィジカルに頼らずに、しっかりと技術を身に着けるためにも、ハーフコートでサッカーをすることが大切なんですね。

 

 

次に交代について説明します。

 

交代に関しては、自由な交代が認められています。

 

 

samesan
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これが衝撃的でしたね

 

 

試合の規定により主審の承認が必要な場合がありますが、基本的には交代ゾーンから自由に選手の交代が可能です。

 

また、一度ベンチに戻った選手が再度試合に出場することが可能です。

 

 

たくさんの子供たちが試合に出られるんですね!

 

そして試合中にファールを犯し退場してしまった場合、選手は退場しなければなりません。

 

11人制では10人対11人の数的不な状況での試合再開となります。

 

しかしU-12の育成年代では、なるべく多くの選手が試合に参加出来るよう、競技者の補充が可能です。

 

キックオフゴールも8人制と11人制では違いがあります。

 

コートが半分になっていますので、比較的容易にセンターサークルからゴールを狙うことが出来ます。

 

しかし、育成年代ではビルドアップを意識しドン蹴りをしないように指導していますので、そのような観点から禁止しているのではないかと思います。

 

 

samesan
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ボールの蹴り合いになっちゃうからね

 

 

そして最後は、グリーンカードの積極的活用です。

グリーンカードとは?

 

褒めるを推奨しているサメさんにとっては、とても素晴らしい取り組みだと思っています。

 

 

引用元:サカイクHP

 

JFAも『リスペクトの精神を持とう』『フェアプレーを心がけよう』とリスペクトの促進を掲げています。

 

 

フェアプレーの廃止!?

 

しかし、ここで世界と日本の差について説明していきます。

 

2018年度開催のFIFA総会において、新しいFIFA宣言として “Living Football” が発表され、これまで使っていた旧FIFA宣言 “For the Game, For the World” や “My Game is Fair Play” 等を使用した印刷物・デジタル教材を使用しない旨が通達されました。

 

フェアプレーからリビングフットボールへ

 

私的な解釈が入りますが、今まではフェアな気持ちで平和をアピールしていたのが、今回の宣言によってより野心的な平和活動!?をしていこうとしているのかなぁと思いました。

 

 

samesan
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サッカーを通じて世界を平和にしよう的な?

 

 

意図はわかりませんが、私にはフェアプレーだけでは世界に通用しないというメッセージなんだろうなと思いました。

 

実際海外では戦略的なファールをU-12世代でもしっかりと教えているそうです。

 

以前来日したスペインのサッカー指導者が

 

『システム上絶対に抜かれてはいけないポイントがある。』

『もしそこが崩されるようであれば、ファールをしてでも止めなければいけない。

 

 

と言っていました。

 

よくプロの試合ではあからさまなファールでイエローカードを貰うことがあります。

 

正直フェアプレーとは程遠いプレーだと思います。

 

それを育成年代から叩き込むというのは、フェアプレーの精神に反するのでは?と思いましたが…。

 

サッカーには国民性というものがあります。

 

ブラジルでは『マリーシア』という言葉があります。

 

イタリアでは『ウノゼロ』『カテナチオ』という守備を伝統とする言葉が多く存在します。

 

スペインは『スペクタクルなサッカー』でなくては観衆は納得しません。

 

イングランドのプレミアリーグでは『マンマーク』が重要視され、力と力のぶつかり合いを求められます。

 

同じように日本にも国民性があり、その一つにフェアプレーの精神があります。

 

 

そんなこと言ってたら勝てないでしょ

 

と言ってしまえばそれまでですが、日本人が世界で認められている点のひとつなのは確かなので、多少なりとも忘れないでほしいと思います。

 

メリットとデメリット

 

まずはメリットから説明していきたいと思います。

 

前述した8人制サッカーの特徴にも述べましたが、ボールに触れる機会が絶対的に増えます。

 

JFAが作成したパンフレットにも記載してありますが、ボールタッチ回数が増え、プレー回数が増えることで技術の向上が見込まれます。

 

 

8人制サッカーのメリット

引用元:JFA HP(8人制趣旨開催ハンドブックより)

 

 

またゴール前の攻防が増えますので、子供たちもたくさん点を決めることが出来ます。

 

 

 

samesan
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やっぱり点を決めると嬉しいもんね

 

たくさん点が入るほうが育成者の応援にも熱が入ります。

 

 

サッカーは点が入らなくてつまらないのよね

 

得点力不足は日本の永遠の課題ですからね。。。

 

 

そして一番のメリットは、GKやDFからのビルドアップではないでしょうか。

 

私が小学生の時、ビルドアップという言葉はほとんど使われていませんでした。

 

俗に言う『ドン蹴りサッカー』のような、スペースにボールを蹴って走りこむようなサッカー

守備の時はとにかく大きくクリア

 

そのような試合展開が主でした。

 

しかし、現在ではU-10世代の試合でもビルドアップを丁寧に行うチームが多く存在します。

 

ゴールキックを必ずDFに回すチームも多いですし、クリアを禁止しているチームもあります。

 

これは8人制サッカー導入に伴い日本の足元の技術が飛躍した結果だと思います。

 

また、人数が少ないのでGKも積極的にビルドアップに参加します。

 

 

私の好きなブラジル代表GKエデルソン・モラレスは近代型GKの典型です。

 

ビルドアップに参加し、時にリベロのような守備を行い、ロングフィードも正確です。

 

 

 

samesan
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こんなGK日本にも出てこないかなぁ

 

 

低弾道パントキックの精度だけみれば、青森山田高校からFC東京へ進んだ廣末陸選手なんかは、近いものがあると思います。

 

 

samesan
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個人的に私が好きな選手です

 

 

ビルドアップ能力でいえば、大分トリニータの高木駿選手なんかも個人的には好きです。

 

現代サッカーではCBやSBがゲームメイクをすることがよくあります。チームによってはGKがゲームメイクをする場合もあります。

 

DFの選手でも現在は足元の技術が必須となっていますので、ますます8人制サッカーは重要視されていくのではないでしょうか。

 

 

 

 

では、次に8人制のデメリットについて説明したいと思います。

 

コートが狭いのでキック力が養われない
11人制に移行する際の戦術が若干異なる
傑出した才能が育ちにくい

 

 

コートの広さに関しては、捉え方によってメリットにもデメリットにもなりますからね。

 

コートが狭いのでキック力はもちろん、キックの種類も使いこなさなくて済みます。

 

だいたいのパスがインサイドキック、ロングボールはインステップで何とかなってしまいます

 

インステップで低く速いパスなんかは、8人制のコートだとあまり使用しないですからね。

 

また戦術に関してですが、人数が少ない分DFのオーバーラップ時のリスクがあまりにも大きいのが8人制のデメリットですね。

 

 

代表戦の長友のオーバーラップとか迫力あるもんな

 

 

指導者は当然チームを勝たせたいという思いがありますから、8人制の特徴を生かした戦略を立てます。

すると、どうしても11人制の戦略とは差異が生じます。

 

中学に進学して急に広いコートで11人制のサッカーに放り込まれた選手は、少なからず戸惑いがあると思います。

 

 

 

 

そして最後の『傑出した才能が育ちにくい』についてですが、8人制なのでどうしても全員で守備をしなければなりません。

 

FWでも前線からのプレスやチェイシングが必要になります。

 

コースを限定したり、時には中盤まで下がって守備をする時間帯も出てきます。

 

点だけ取ればOKというストライカー気質な選手は、8人制サッカーでは活躍しにくいのが現状です。

 

ストライカーの育成は、日本サッカー協会の最大の使命ですね!

 

まとめ

8人制サッカーまとめ

 

 

今回はU-12世代で主流となっている8人制サッカーについて説明しました。

 

まだまだ話したいことがありますが、長々と話すと飽きてしまうと思いますので、今回はこのへんにしておきました。

 

今後は、実際に使っているサッカー用語についての説明や戦術的な内容なんかも説明していきたいと思います。

 

 

 

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フォーメーションとかね

 

 

 

最後までブログを読んで頂きありがとうございました。

 

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